妊活中の患者様に「主人に禁欲させた方が良いですか?」
と質問されることがあります。
ズバリ答えは
NO!です
都市伝説で
あまり出し過ぎると精子が薄まる、量が減ると言った話を聞くことがあります。
これは全くの誤解で
女性の卵子と違い、男性は常に新しい精子が作られ
育った精子は、副睾丸に貯蔵され
その一部が射精により使われるため量が減る事はありません。
では、なぜ精子の量が減ると勘違いしてしまっているのか?
これは、射精の時に精子の周りを覆っている性液が薄まっているからと考えられます。
実際に30分間隔で射精をし精子の数を調べた方がいらっしゃいます。
5回の計測で精子の数は減っていなかったそうです。
では、逆に禁欲をするとどうなるか?
精子の質は、下がります!
運動率は下がり
奇形率は上がります。
理由は、精子の劣化です。
では、どのくらいで劣化しはじめるのか?
成熟精子は、副睾丸に貯蔵され1週間程度で酸化が始まります。
これが精子の劣化です。
故に最低でも週に1回は仲良く夫婦生活を持つ。
そして排卵日前は毎日仲良く夫婦生活を持つ。
これが、妊娠への近道です。
妊活に必要と思っている禁欲は逆効果です。
Let's Enjoy 妊活!
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