今話題の子宮内膜検査って?

2023.03.31
今、生殖医療業界のトレンドになっている 「子宮内膜検査」についてお伝えします。

子宮内膜検査って?

 

子宮内膜検査は反復着床不全に対する検査です。

 

反復着床不全とは

良好な胚を4個以上かつ3回以上移植しても妊娠しない場合を言います。(日本産婦人科医会)

 

子宮内膜検査には、

・ERA(エラ)検査

・EMA(エマ)検査

・ALICE(アリス)検査

がありこの3つの検査を全て行うのが

・Endome TORIO検査

です。

 

ERA検査は、子宮内膜着床能検査で着床の窓と言われる子宮内膜が受精卵を受け入れる時期を調べる検査です。

 

EMA検査は、子宮内膜に存在する細菌の種類と量を調べる検査です。

子宮内膜の常在菌の割合で、ラクトバチルス属の菌が90%以上を占める人はそうでない人に比べ体外受精での成功率が高いと言われています。

 

ALICE検査は、従来の方法では特定することが難しかった慢性子宮内膜炎の原因菌を正確に検出する検査です。

これにより適切な抗生物質と治療法が提案できるようになりました。

 

通常、EMA検査とALICE検査は必ずセットで行われます。

 

画期的な検査法が確立されたことは本当に喜ばしいことですが、

患者様にとっては大きな問題があります。

それは費用です。

病院によっても違いますが、

ERA検査 12万円

EMA検査 6万円

ALICE検査 4万5千円

Endome TORIO検査 20万円

になります。

 

これは、あくまで検査でこれによって妊娠できるわけではありません。

 

では、反復着床不全の方がこの検査を受けられるべきかどうか。

それは個人の判断になると思います。

 

私の個人的な見解で言うと

 

ERA検査は受ける価値が十分にあると思います。

着床の窓がわかることで着床できる方がいらっしゃるのではないかと思います。

 

EMA検査とALICE検査に関しては、、、と言う感じです。

例えば、ラクトバチルス属の菌が少なければ膣剤やサプリメントなどでラクトバチルス属の菌を増やして子宮内環境を整えます。

抗生物質を使って慢性子宮内膜炎の起炎菌を減らせばそれと同時に大切な菌も減ってしまいます。

 

そう考えた時に10万円以上検査に使うのであれば、その金額分ラクトバチルス属の乳酸菌をサプリメントで摂り続け子宮内環境を整えたほうが良いのではないかと考えます。

 

考え方は人それぞれですのでどれが正しいどれが間違いではありません。

 

ちゃんと調べた上で処置をしたい方はEndome TORIO検査をお勧めします。

 

自分で体を整えたい方は、ERA検査だけ受けて、ラクトバチルス属のサプリメントを摂りながら腸内環境を整え、子宮内環境も整えていくことが大切ではないでしょうか。

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